同人音楽サークルYellow Zebra(いえろ~ぜぶら)のCD領布や活動のお知らせ、東方に関する音楽情報や日記などを載せたりするサイトです。
『東方スプラッシュ!』
Vo.藤宮 ゆき、うっち-
YZCD-0004 / 東方ヴォーカルアレンジアルバム
2007/08/17 - プレス

東方ヴォーカルアレンジCD 第3弾!! 
『東方スプラッシュ!』のご紹介 

いえろ~ぜぶら第三弾CDです
東方ヴォーカルアレンジ全4曲+カラオケ    +?

 

コミックマーケット72にて配布予定

スペース
8/17日(一日目) 東サ47a です

 


収録曲 及び 原曲リスト
01. 彩風 -Ayakaze- 東方文花帖 「風神少女」
02. 氷結娘 東方紅魔郷 「おてんば恋娘」
03. 寒想桜 東方妖々夢 「幽雅に咲かせ、墨染の桜 - Border of Life」
04. 桜風 東方妖々夢 「広有射怪鳥事 - Till When?」
05. 彩風 -Ayakaze- (instrumental) 東方文花帖 「風神少女」
06. 氷結娘 (instrumental) 東方紅魔郷 「おてんば恋娘」
07. 寒想桜 (instrumental) 東方妖々夢 「幽雅に咲かせ、墨染の桜 - Border of Life」
08. 桜風 (instrumental) 東方妖々夢 「広有射怪鳥事 - Till When?」

※クロスフェードDEMOはこちら→ 
ヴォーカル 1、3 うっち-
ヴォーカル 2、4 藤宮 ゆき
アレンジ らんてぃ / 芳葉
作詞 芳葉
  ジャケットイラスト コミズミコ
  レーベル・ジャケットデザイン JiN

 

1. 彩風 -Ayakaze-

黒髪 靡かせて 静かに
微笑んでいる少女の 瞬間が愛おしくて
ファインダー 覗き込み 向けるけど
ピントを合わせる間に 風は 止んでしまった

いつも そう 憧れって
想う瞬間 姿消す
だけど カメラ外せば
意外と 近くにあったりするから

風は いつもそこら中に 吹いてる
ただ 気付かないだけ
小さな 窓の外側 見れば
少しだけ 広くなって

未来が書かれてる ネタ帖
ぎっしりと 理想論 詰め込まれている
「私はできる」と 錯覚して
読み返して 付箋して それで満たされる

飛ぶ術を 知っていれば
あとは 手を離すだけ
解ってる ノートの中
ねぇ、弱い私を 吹き飛ばして

風が強くて 前の方へ ページめくる
ああ、気付かなくて
浮き足立って 準備できてる
羽 動かすだけ

必死で探して 迷い込んだ 路地に立つけど
狭ければ 狭いほどに
吹く強さ 全身で感じて

風は きっと私の方へ 吹いてる
受け止めて 良くて
汗で濡れた 身体を 乾かす
涼しく感じる 風

いつも そこら中に 吹いてる
背中を押す 風
小さな 窓の外側 見れば
少しだけ 強くなって

原曲:「風神少女」(上海アリス幻樂団)
ボーカル: うっち-
アレンジ: らんてぃ / 芳葉
作詞: 芳葉

 

2. 氷結娘

お昼寝をする
ぷかぷか浮かんだ 湖の上
寝心地悪くて 凍らせてしまった
キレイな 花まで

だけどそう 本当は
少しだけ 寂しくなる
背に伝う 冷たさと この硬さ
気付けなくて

光反射する 氷に 目が眩んで
大事なもの 見失って 一人ぼっちになる
きっと 私らしく 生きていたいのだけど
滑って 転んで しまわぬ様に
一歩ずつ 前に進む

いたずらをする
君の あの笑顔 振り向かせたくて
リアルなアクション なかなか出来ずに
背中を 合わせた

帰り道 手を触れて
歩幅合わせ 歩きたいけど
凍りつく 君の顔 見たくなくて
強がってる

気付かずにいた 投げかけたサインまで
ヒビも入らず 冷たいままの 頑ななココロ
君の体温で 溶けてしまえるように
受けとめられるように
今日も 小さな身体を揺らす
小さな両手で 撫でる 凍らないように

ずっと 私なりに
差し伸べているけれど
上手くやろうとすればするほど
人は 傷ついていく

だけど そのなぞなぞが 解けてしまえるように
冷たく静かな 氷の上 微笑み合う 夢を見る
滑って 転ばないように そっと 受け止めて きっと
溶けてしまわないように ぎゅっと 目を閉じて

原曲:「おてんば恋娘」(上海アリス幻樂団)
ボーカル: 藤宮ゆき
アレンジ: らんてぃ / 芳葉
作詞: 芳葉

 

3. 寒想桜

ひらひらと 舞う 雪の粉が
いつか 桜に 変わるように
暖かな 陽射し 差し込んだ
この寒さ 溶かすように

冷たい風 ナイフのように
頬 切り裂いて行く
「負けない。」 そう 繰り返し
何度も 言い聞かせて

目の前に 冬が
牙を剥き 立ちはだかっている
この 熱い想い
両手で 今 春を掴みたい

この 気持ち・祈り 届くように
自由に 僕は 空を舞う
どんな困難も 乗り越えて
この場所に 春を 告げるため

一人きり 膝を抱え 蹲っていても
その足で 踏み出さなきゃ
時間は 背中に迫ってくる

目に 涙浮かび
声を上げ 泣いてしまいそうで
でも その一つ先へ
この道を 進んで行く

この 命・光 ある限り
夢は きっと 叶うから
僕は 前を 向いて飛ぶ
満開の 桜 見るために

ほら 新しい脆い 芽(いのち)が
春を 告げようとしている
まだ 散って 枯れて しまわぬ様に
何度も 咲き誇るように

ひらひらと 舞う 雪の粉が
きっと 桜に 変わるように
穏やかな 陽射し 差し込んだ
この寒さ 溶かすように

原曲:「幽雅に咲かせ、墨染の桜 - Border of Life」
(上海アリス幻樂団)
ボーカル: うっち-
アレンジ: らんてぃ / 芳葉
作詞: 芳葉


 

4. 桜風

揺れる桜に習い 私は 歩き出す
少しだけ 暖かい風が 胸を絞める
短く切った髪を 優しく 靡かせて
花びら吹く方に 涙が 頬を伝う

朝日が差し込む 一日が今日も始まり
決まった時間に 玄関を出て行く
こんな生活も 悪くはないのだけれど
少しだけ 足取りは 重くて

大きな樹の下で 運命見上げても
散り行く 想いに 嘘付けず 立ち止まる

春が 終わりを告げる 今年も 同じように
沢山の花びらが 足元に積もってく
私は何の為に この世に 咲いている
止め処なく 溢れる涙が頬を撫でる

右手に握った 少しばかりの 希望で
後ろめたさと 迷い 断ち切って
左に掲げた 長く 伸びる影に
「大丈夫、大丈夫さ」と 強がって

振り回すだけじゃ きっと 進めなくて
凛と構えれば 振り切って 行けるはず

揺れる桜に習い 私は 歩き出す
少しだけ 暖かい風が 胸を絞める
短く切った髪を 優しく 靡かせて
花びら吹く方に 涙が 頬を伝う

春が 終わりを告げる 今年も同じように
沢山の花びらが 足元に 積もってく
あなたは何を想い この世で 散って行く
止め処なく 溢れる涙が 頬を撫でる

原曲:「広有射怪鳥事 - Till When?」(上海アリス幻樂団)
ボーカル: 藤宮ゆき
アレンジ: らんてぃ / 芳葉
作詞: 芳葉